日本の芸能と半田銀山
講 師:ややま ひろしさん 漫画家 うつくしま芸人会代表
日 時:2017年9月9日(土) 13:30 ~ 15:00
場 所:まちなか夢工房2階
参加費:500円
<講演内容>
今回は日本の芸能や桑折町の半田銀山と、文化との関わりについてお話しいただきます。日本の芸能には、講談、落語、浪曲、歌舞伎などがあります。それらは島国という特殊な環境から、独自の文化を築いていくことになりました。また、桑折町の半田銀山はハンダづけの技術が開発された場所であり、世界共通語「ハンダ」の語源となっています。半田銀山から銀が出るとすぐ幕領になりました。金、銀を目当てに各地から大勢の人々が桑折町に集ってくることにより、多種多様な文化が集まって、独自の文化や風俗を生んでいきました。この他にも、軽便を巡って伊達町と保原町で大げんかがはじまったことなど、地元に根ざした楽しいお話をご披露いただきます。
講師プロフィール
ややま ひろし(屋山 弘)さん。1933年(昭和8年)7月2日生まれ。福島市出身。昭和27年県立福島商業高等学校卒業、同年㈱中合(NAKAGO)入社。企画宣伝課長、本社人事課長を経て、昭和50年退社独立。株式会社イベンターの代表取締役。日本漫画家協会参与。民友新聞社「民友マンガ大賞」審査委員長。民友新聞にエッセイとマンガ「ろう漫日記」連載中。うつくしま芸人会代表。郷土歴史研究家・作家・福島ペンクラブ会員。著書に『福島の歴史は面白い』『福島を面白くした50人』『百年の商魂』『信達三十三観音膝栗毛』『大霊界で12人にインタビュー』『福島の方言』『わらじまつりの陰謀』など20冊出版。