福島の民話を通して語り伝えたいこと
講 師:渡部 八重子さん(ふくしま民話茶屋の会 会長)
日 時:2014年2月8日(土) 13:30 ~ 16:00
場 所:まちなか夢工房2階 オアシス広場
参加費:500円
<講演内容>
地域の無形文化財である民話と方言を伝承し、ふるさとの再発見と、外部にふくしまの良さを発信するために活動するふくしま民話茶屋の会。その代表として、2001年依頼活動を続けてこられた渡部さんは、福島の農村女性の地位向上の為に取り組んできた第一人者でもあります。女性の地位向上の為に戦ってこられた市民の活躍とともに福島がどのように変化してきたか、また、語り部となった経緯や、昔話を通じて見ることのできる福島という土地の風俗に関するお話もしていただきます。
講師プロフィール:渡部 八重子(わたなべ やえこ)さん
ふくしま民話茶屋の会 会長。昭和11年、河沼郡湯川村(旧勝常村)生まれ。昭和32年大和農芸家政短大卒業(現 大和学園聖セシリア短大)卒業。昭和32年から平成8年までJA福島中央会に勤務。一貫して、農村女性の社会的経済的地位の向上と、農家・農村の生活福祉に取り組む。具体的には、卵貯金の促進による経済的支援、「ふるさとの味祖母の味」の編集出版等の保健向上の取り組み、「家の光」を軸とした、生地活用、ダンス、海外研修、つくば博などの研修旅行等の文化的向上への取り組み、生産者米価の値上げ要請や減反反対運動藤の政治的活動などがある。やがてはJAを超えて、「ふくしま市女性団体連絡協議会」の3代目会長を勤め、消費、健康、文化、政治と、多様な面から市全体での女性の地位向上に務める。2000年に、「うつくしま福島未来博覧会」が開催された際、パビリオンの一つ「からくり民話茶屋」の語り部養成講座を受けることになり、「ふくしま民話茶屋の会」会長、語り部となる。以降毎週日曜日、コラッセふくしま 12 階の展望ラウンジにて、13時30分から15時まで講演を開催。2001年、福島市観光課が「ふくしまの花とみ」をPRするために募集をした作文集に感銘を受け、「花見山案内実行委員会」を立ちあげる。以降花見山公園で案内人活動を実施。