10年目のチャレンジ
〜メゾン・エ・オブジェ報告会〜
講 師:大竹 愛希(合同会社「楽膳」代表社員)
日 時:2014年3月22日 13:30 ~ 15:00
会 場:まちなか夢工房2階 オアシス広場
参加費:500円

 

<講演内容>
シャロームによる障がい者支援の視点と、会津塗の伝統工芸士による技とのコラボレーションを通じて、ユニバーサルデザインに沿った扱いやすい形状を有しながら、高品質な漆器「楽膳腕」を制作してきた楽膳事業。楽膳腕のデザインが完成し、意匠権を取得してから10年という節目を迎えた今年、1/24〜28フランスで開催された「メゾン・エ・オブジェ」に同事業の「楽膳椀」が出展されました。「メゾン・エ・オブジェ」とは、過去20年間開催されてきた、インテリア業界のパリコレとも言われる国際的なインテリア&デザインの見本市です。その知名度から出品希望者が多く、出展スペースの確保が難しいことでも有名で、出品実績そのものがブランド力を生むため、欧州域内を始めとする世界中の業者から出展申込が殺到するそうです。また、最新のデザイン、良製品を求めて世界中からバイヤーやプレスが来場することから、海外への販路開拓、ブランディングのための絶好の場でもあります。今回の参加は、海外に向けた県産品PRとして福島県がブース出展することになったもので、楽膳は県を代表する地産品の一つとして展示されることになりました。今回の地元学では、この見本市に参加した、楽膳食器のデザイナーであり、代表社員でもある大竹愛希さんより報告を頂きます。