すずめ村の話~スウェーデン・ポーランド訪問で学んだこと~
講 師:渡部 八重子さん(ふくしま民話茶屋の会 会長)
日 時:2018年3月24日(土) 13:30 ~ 15:00
場 所:まちなか夢工房2階
参加費:500円
<講演内容>
かつてポーランドに訪問した際、広大な土地にぽつぽつと集落がある中の、とある村に渡部さんは訪れました。日本語訳で「すずめ村」と呼ばれるその村は、決して裕福ではなく、そこに住む人々は日々懸命に生活をしていました。しかし村の人々は、貧しい中でも一つの共同体として仲良く暮らしており、力を合わせて生きているその姿に、かつての日本の農村に通じるものを渡部さんは感じたそうです。渡部さんが海外に住む人々から学んだことについて、詳しくお話しいただきます。また、民話茶屋の会の会長である渡部さんには、福島市松川町に伝わる民話を披露して頂きます。どこか懐かしさやあたたかみを感じる渡部さんの語りを是非お聞き下さい。
プロフィール:渡部 八重子(わたなべ やえこ)さん
昭和11年、河沼郡湯川村(旧勝常村)生まれ。昭和32年大和農芸家政短大(現 大和学園聖セシリア短大)卒業。昭和32年から平成8年までJA福島中央会に勤務。一貫して、農村女性の社会的経済的地位の向上と、農家・農村の生活福祉に取り組む。やがてはJAを超えて、「ふくしま市女性団体連絡協議会」の3代目会長を勤め、消費、健康、文化、政治と、多様な面から市全体での女性の地位向上に務める。2000年に、「うつくしま福島未来博覧会」が開催された際、パビリオンの一つ「からくり民話茶屋」の語り部養成講座を受けることになり、「ふくしま民話茶屋の会」会長、語り部となる。以降毎週日曜日、コラッセふくしま 12 階の展望ラウンジにて、13時30分から15時まで講演を開催。2001年、福島市観光課が「ふくしまの花とみ」をPRするために募集をした作文集に感銘を受け、「花見山案内実行委員会」を立ちあげる。以降花見山公園で案内人活動を実施。