2021年 元旦

あけましておめでとうございます。

 

新雪が降り積もり、すべてを覆い隠して新たな年の始まり。新雪は、白く、白く、大地を覆い隠す。白いキャンバスに今年はどんな絵が描かれるのか、厳しくもあり楽しみな幕開けである。

コロナウイルスは、進化を繰り返し人間社会を悩まし続けている。去年は、コロナ、コロナで一年間が過ぎ、年の瀬から第3波が日本中に拡大し、年末年始の外出自粛要請。福島市も緊急警報が出されている。悩ましい幕開けである。

 

<今年の年賀状に書いたメッセージ>

福島市は、年末から1月11日まで「新型コロナ緊急警報」。

今年の幕開けは、コロナ禍の中。

3恐が蔓延する。

・感染への恐怖

・感染を疑われた時の恐怖

・感染者となったときの人の目の恐怖

3密(密閉、密集、密接)が作り出す社会。

自粛、孤立、排除。

新たな人間関係の模索、共生社会へ。

 

コロナを契機に作り出している3恐が蔓延する社会、狭い自分に捕らわれ3恐に怯え続けると、自粛、孤立、排除へと自分を追い込んでいくこととなる。天皇陛下の1日のビデオメッセージは、「皆がお互いを思いやりを持って助け合い、支え合いながら、進んでいくことを心から願っています。」と呼びかけている。

一人一人の人間は弱い。しかし、助け合い、支え合っていくことで人間社会は生き続けてきた。厳しい状況にあるときこそ、「命」を守り合うために、助け合い、支え合うことでできる、「共生社会」へのイメージは広がる。新たな未来への模索は始まっている。