時代を生きた女性たち

講 師:渡部八重子 氏(ふくしま民話茶屋の会 会長)

日 時:2023年9月30日(土)13:30~15:00

場 所:まちなか夢工房 2F

参加費:500円

内 容

 今回は民話を語りつつ賢明に生きてきた女性たちを振り返ってみたいと思います。

 私の語り部の原点は、会津の勝常村の囲炉裏で、ばあちゃんから桃太郎やかちかち山などのおとぎ話や村の川の淵や岩など残っていた伝説を父が聞かせてくれました。キツネやタヌキ、ヘビに例えて、人間のあるべき姿を次の世代に語り聞かせることで繋いでいたのでしょう。

 母や祖母の姿を見ながら育ち、仕事を通じても“農村婦人”の強さ、たくましさに感銘を受けたものです。特に今回は戦争の中で翻弄された女性たち、平和の尊さを噛みしめながらお伝えしたいと思います。

講師プロフィール

渡部八重子(わたなべやえこ)氏

  • 昭和11年…河沼郡湯川村(旧・勝常村)生
  • 昭和32年…大和農芸家政短期大学(現(閉学)・大和学園聖セシリア女子短期大学)卒
  • 昭和32年~平成8年…JA福島中央会に勤務。一貫して農村女性の社会的経済的地位の向上と、農家・農村の生活福祉に取り組む。やがてJAを超えて、「福島市女性団体連絡協議会」の3代目会長を務め、消費・健康・文化・政治と、多様な面から市全体での女性の地位向上に努める。
  • 2001年…「うつくしま福島未来博覧会」が開催された際、パビリオンの一つ「からくり民話茶屋」の語り部養成講座を受けることになり、「ふくしま民話茶屋の会」会長、語り部となる。福島市観光課が、「ふくしまの花とみ」をPRするために募集した作文集に感銘を受け、「花見山案内実行委員会」を立ち上げる。以降、花見山公園で案内人活動を実施。

参加申し込み・お問い合わせ

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第223回地元学

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