この子を受け止めて、育むために
講 師:神戸 信行 さん 社会福祉法人 青葉学園 施設長
日 時:2013年2月24日(日) 13:30 ~ 15:00
場 所:まちなか夢工房 2階 オアシス広場
参加費:500円

 

■講演内容(講演者より)
神戸さんが子どもの時代を過ごされたのは、鋳物工場など町工場が連なる「キューポラのある町」(埼玉県川口町)。そこは集団就職で上京した福島県出身の若者たちも多く働いていた町でした。そして、1970年台の7年間を埼玉県の高校教諭として過ごされたのち、青葉学園の仕事に就かれて34年が過ぎようとしています。「子どもは親を映す鏡」、「子どもは社会を映す鏡」という言葉があります。神戸さんの歩まれてきた日本の社会の変化を体験的に振り返りつつ、未来を生きる福島の子ども達を「受け止めて、育むために」求められる私たちの役割について考えていきましょう。

 

■講師紹介
神戸 信行(こうべ のぶゆき)さん
日本社会事業学校研究科卒業。高等学校教諭を経て、昭和54年4月より児童養護施設青葉学園に勤務。平成9年4月から青葉学園長に就任、現在に至る。青葉学園以外に、福島市要保護児童対策地域協議会会長、福島虐待問題研究会副会長、福島県家庭教育地域推進協議会委員、福島県社会福祉協議会児童福祉施設部会会長、東北ブロック児童養護施設研究協議会理事、全国児童養護施設研究協議会総務部長を兼ねる。主な著作は、保育実習読本「保育者をめざすあなたへ」(共著)(サンウェイ出版 2005年)、「この子を受け止めて、育むために」(共著)(全国児童養護施設協議会 2008年)、「新版子どもの養護」(共著)(建帛社 2012)。