命を守る勇気 ―マザー・テレサに学ぶ―
講 師:千葉 茂樹さん 映画監督 日本映画大学特任教授
日 時:2014年12月23日(火・祝) 13:30 ~ 15:00
場 所:まちなか夢工房2階 オアシス広場
参加費:500円
<講演内容>
マザー・テレサが貧困や病気などで苦しむ人々に対して行ってきた慈愛に満ちた活動は、今もなお、世界中の人々に多大な影響を与えています。その影響を受けた一人である千葉さんは、彼女があまり知られていない頃から活動に密着し、ドキュメンタリー映画を製作してきました。今回の講座ではマザー・テレサのビデオ映像資料を見つつ、彼女と直に接し言葉を交わした千葉さんに、マザー・テレサの活動から現代の私たちが学ぶべきことについてお話しいただきます。
講師プロフィール:千葉 茂樹(ちば しげき)さん
1933年福島県福島市生まれ。1956年日本大学芸術学部映画学科卒業。映画監督、脚本家、日本映画学校校長、日本映画大学特任教授。映像作品の制作を通して、世界の貧しい人々や社会的弱者の支援を呼びかけ続ける。インドに赴きマザー・テレサに直接取材し、そのひたむきな姿に大きな影響を受ける。1979年にはマザーの姿を追った映画『マザー・テレサとその世界』を製作し、キネマ旬報賞文化映画作品賞など数々の賞を受賞。その後も市民グループ「地球家族の会」の代表、日本映画学校長を歴任。近年、映画制作を通じて協調性や自己表現能力を培うオーストラリア発の教育法、「シネリテラシー」に注目し、教育現場での映画作りを呼びかけ、実践を推進してきた。その活動は学校から地域へと広がり、川崎市において1995年より「芸術のまち構想」の一環として始められた「しんゆり映画祭」に日本映画学校も参加し、日本映画学校の学生制作の作品上映や、「ジュニア映画製作ワークショップ」を通じて地域の中学生が制作した作品の上映が行われた。